一般にレントゲン検査と呼ばれています。健診での胸の写真を初め、様々な部位の写真を短時間で得ることが出来ます。皆さんにとって最も身近な画像検査です。
検査にはX線(放射線)を使用しますが、その被曝線量は人体への影響がほとんどない程度なので心配はありません。
一方、X線検査により現在どのような病気なのかがすぐに分かる利益のほうが大きいのです。
当然のことながら、被曝線量は低減することは絶対条件です。
当院では医師・診療放射線技師がその重要性を十分に理解し、検査を行っています。それでも心配である方は受診時にお気兼ねなくお尋ねください。
妊娠の可能性がある方に関しては、検査前に職員へお伝えください。また、そうでなくとも妊娠が可能性のある方には職員より質問させていただきます。
バリウム検査で知られる胃を中心とした上部消化管の検査を初め、胆嚢・膵臓、大腸にいたるまでその検査部位は様々です。
上記で述べた通常のX線検査でははっきりしない部位・臓器が造影剤を使用することにより詳細に分かります。
造影検査で使用する造影剤はバリウムのような飲むタイプ、注射で体内に注入するタイプなど様々です。
造影剤は安全を第一に作成されていますが、通常体にないものを体に入れるので検査後はいつもより多めに水分摂取を行っていただき、出来るだけ早く体外に排出していただく必要があります。
アルコール類による水分摂取は控えてください。
体質により、造影剤にアレルギー反応が出る方がいらっしゃいます。
以前に造影剤によるアレルギー反応が出た方はあらかじめ職員へお伝えください。