心電図検査とは心臓の動きにより生じる人体に流れる電気信号の変化をグラフにして観察する検査です。これにより、不整脈を初めとする心疾患の診断・治療をいち早く行うことが出来ます。
当院では一般に行われる心電図のほかに、24時間モニターをつけて、日常生活での心電図の変化を観察するホルター心電図、心臓へ負担を一時的にかけその変化を観察する負荷心電図があります。
ベッドに寝て、手首、足首、胸に吸盤やクリップの電極を付けて検査します。
健康診断などでも行われる、基本となる心電図検査です。
標準12誘導心電図ではわからない時や、詳しい検査が必要なときはホルター心電図や運動負荷心電図などを行います。
手のひらに乗る小さな装置を付けて、日常生活中の心電図を24時間記録する検査です。
普段の行動の中で心電図がどのように変化するか、何か症状(動悸、めまい、胸痛など)があるときに心電図がどのようになっているか、不整脈の数や種類はどうか、などについて調べる検査です。
心電図電極を付けて、ルームランナーと同じようにベルトの上を歩く検査です。
狭心症による変化や、運動によって不整脈が出ないかなどを調べます。
3分ごとに坂道になったり、速くなったりしていきます。
運動の前、運動中、運動した後の心電図を記録して、どのように変化するかを調べます。
検査に掛かる時間は患者様により異なりますが、20分から30分ほどです。
※検査は上服を着用し行います。