整形外科は、姿勢を保持する首から腰にいたる背骨と、四肢(手足)の運動器官を主な対象とし、それらを構成する骨・関節・筋肉・腱・神経などが治療の対象になります。 その内容も肩こり、腰痛や、脊椎や末梢神経に原因する手足のしびれや、スポーツ、交通事故、労働災害などの外傷、五十肩などの関節痛、股・膝関節などの変形性疾患、リウマチ、骨炎症性疾患、骨粗鬆症、腫瘍など多岐にわたります。
高齢化社会を迎えて、痛みがなく、歩いたり身の回りのことを自分でできるように身体的機能を保って老後の快適な暮らしを過ごせるような生活の質の維持・改善という点で、腰痛や変形性膝関節症などの関節痛、また、骨粗鬆症やそれに伴う骨折の予防治療など、我々整形外科医がお手伝いさせていただくことはますます増えています。
また、スポーツの普及とともに、大勢の方がそれぞれのレベルでスポーツを楽しむようになって、スポーツによるけがや使いすぎなどによる障害も増加しています。 特に、成長期におけるスポーツ障害はそのためにスポーツを続けることが難しくなったり、後遺症を残すことがあり、早期診断と適切な治療を受けることが大切だと思います。
患者様に信頼され満足して頂ける専門の知識、技術に基づいた最高の医療というサービスを、地域に根ざして提供するという理念をますます充実させ、地域に貢献していきたいと考えています。
新病院移転にともない、整形外科関係の各種の画像診断検査がさらに充実しております。CRレントゲン装置(骨や関節の異常を検査)、1.5テスラのMRI装置(頸椎や腰椎などの椎間板や脊髄の異常、膝や肩の靱帯や軟骨の異常を検査)、骨塩量測定装置(DEXA:手首の骨で、骨密度を測定)などです。また、手術室は最新の設計であり、クラス1000のクリーンルームを備えております。
骨折の手術に必要なレントゲン透視装置、牽引装置や関節鏡検査装置、また全身麻酔器も最新型であります。そして手術は香川大学の御配慮により、同大学医学部から整形外科の専門医の協力を得ることができまして、より安全で高レベルな治療が実現できるよう、スタッフ一同常に心がけております。
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